超並列プログラミング言語MPC++の概要

  • 石川 裕
    技術研究組合新情報処理開発機構つくば研究センタ
  • 小中 裕喜
    技術研究組合新情報処理開発機構つくば研究センタ
  • 前田 宗則
    技術研究組合新情報処理開発機構つくば研究センタ
  • 友清 孝志
    技術研究組合新情報処理開発機構つくば研究センタ
  • 堀 敦史
    技術研究組合新情報処理開発機構つくば研究センタ

書誌事項

タイトル別名
  • An Overview of Massively Parallel Programming Language:MPC++

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抄録

本稿では,現在我々が設計を進めている分散メモリを持つメッセージ駆動型超並列計算機上で実装されるプログラミング言語MPC++について述べる.MPC++は,メッセージ駆動型計算機が提供する実行モデルをプログラミング言語に導入した言語である.MPC++の特徴は以下の通りである.1.メッセージパッシングによる関数起動を抽象化した関数インスタンスが提供されている.2.実行スレッドとのメッセージにより通信手段を抽象化したメッセージエントリとメッセージトークンが提供されている.3.分散メモリ上の論理的空間を規定するトポロジおよび空間および空間上での実行スレッドをプロセッサにマッピングするための論理プロセッサ群が提供されている.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502054019584
  • NII論文ID
    110002929378
  • NII書誌ID
    AN10464060
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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