並列論理型言語処理系KLICにおける通信の高速化

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タイトル別名
  • Improvement of Inter-PE Communications for Parallel Logic Programming Language System KLIC

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抄録

並列論理型言語KL1で記述されたプログラムをメッセージ交換型並列計算機上で動作させる場合、頻発する細粒度通信によって大幅に実行速度が低下してしまう。本研究では、KL1の実行において頻発する細粒度通信によるオーバヘッドを軽減するために、データ送信時に相手の必要とするデータのみを一括して送信する一括送信手法を提案し、本手法をKLICのランタイム上に実装した。本論では、特に実装方式について詳述する。この一括送信手法によって、無駄なデータを送信することなしに、粒度の高いプロセッサ間通信が実現できる。性能評価の結果、通信回数で1/3〜1/6の回数削減、および実行速度で3〜5倍の速度向上が達成された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502054063232
  • NII論文ID
    110002929596
  • NII書誌ID
    AN10485570
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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