情報量基準による動画像解析の特異性の自動判定

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タイトル別名
  • Automatic Singularity Test for Motion Analysis by an Information Criterion

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抄録

2画像からカメラの3次元運動と物体の3次元形状を計算する動画像解析アルゴリズムは,物体が平面であったりカメラの運動が純粋回転であると破綻する.本論文では物体が平面とみなせるか,あるいはカメラの運動が純粋回転とみなせるかを画像の誤差に関する知識を用いず,さらに何らの恣意的なしきい値をも用いずに自動的に判定する新しい方法を示し,シミュレーション画像および実画像を用いた実験結果を示す.本論文で用いる基本原理は幾何学的情報量基準(AIC)で評価した「予測能力の高い」モデルを採用することであり,ロボティスクスやコンピュータビジョンの広い範囲の問題における幾何学的モデルの選択基準として新しい方法論を提起するものある.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668926989442304
  • NII論文ID
    110002930322
  • NII書誌ID
    AN10100676
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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