係り受け整合度を計算するいくつかの統計的手法の比較

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タイトル別名
  • Comparison of several statistical parsing methods for Japanese bunsetsu dependency analysis

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抄録

係り受け整合度を計算する統計的手法のうち、a)最大エントロピー法、b)簡易最大エントロピー法、c)決定木による方法、d)WINNOW法の4種類の手法について精度を比較する。放送ニュース文を対象にして、「が」格文節の係り先決定に適用した結果、受け文節の種類と文節間距離のみを用いたベースラインシステムの精度は86.2%であったのに比較して、a)89.0% b)88.3% c)86.5% d)85.9%の精度であった。誤事例について分析したところ、「が」格文節が数詞文節に係る場合に誤ることが多いことなどが明らかになった。

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参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570854177223931520
  • NII論文ID
    110002934739
  • NII書誌ID
    AN10115061
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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