係り受け文脈自由文法の強化法
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- トウシンバット D.
- 九州大学大学院システム情報科学研究科
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- 冨浦 洋一
- 九州大学大学院システム情報科学研究科
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- 日高 達
- 九州大学大学院システム情報科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- How to Strengthen a Context Free Grammar Expressing Dependency Constraint
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抄録
統語範疇をそれから導出される句の主辞の概念で細分化することにより, 係り受け制約を生成規則として表現した文法(係り受け文脈自由文法)が構成できる.しかし, 詳細に係り受け制約を記述すると, 生成規則の量が膨大となり, 係り受け制約を表す生成規則を網羅することが困難となる.本論文では, 係り受け文脈自由文法の強化法について述べる.主要なアイデアは, 上位-下位関係を下位概念から上位概念に書き換える生成規則として文法に取り込むことがあり, 洩れた係り受け制約を含む文に対しても, 意味的に近い係り受け制約を表す生成規則を用いて構文木を求めることができる.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. NL,自然言語処理研究会報告
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情報処理学会研究報告. NL,自然言語処理研究会報告 128 39-44, 1998-11-05
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報
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- CRID
- 1573950401967757056
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- NII論文ID
- 110002934786
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- NII書誌ID
- AN10115061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles