部分トランザクションの独立性を考慮した入れ子トランザクションモデル
書誌事項
- タイトル別名
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- A Nested Transaction Model Considering Independency of Subtransaction
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抄録
オブジェクト指向データベースでは, 処理時間が長いトランザクションが存在し, その障害時の再実行のオーパーヘッドが大きいという問題がある. この問題を解決するためのモデルとして, 入れ子トランザクションモデルが提案されている. しかし従来の入れ子トランザクションモデルにおいて, スケジューリングは入れ子トランザクション全体を一つの単位として行なわなければならなかった. これに対し本研究では, スケジューリングにおいて各部分トランザクションを独立したトランザクションとして扱うような入れ子トランザクションモデルを提案した. さらに, 提案モデルの下での逐次化グラフを用いたスケジューリングアルゴリズムを提案した.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. DPS,マルチメディア通信と分散処理研究会報告
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情報処理学会研究報告. DPS,マルチメディア通信と分散処理研究会報告 83 13-18, 1997-06-06
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668926990987776
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- NII論文ID
- 110002937894
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- NII書誌ID
- AN10116224
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles