分散データベースにおける通信量を考慮した動的データ配置法

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タイトル別名
  • Dynamic Data Allocation Method considering Communication Cost in Distributed Database Systems

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抄録

分散データベースシステムにおける通信量を削減するためには個々のデータをどのサイトに配置するかということが重要となる. しかし各サイトで生じるデータ要求を事前に知ることは難しく, それぞれのサイトで頻繁にアクセスされるデータは時間とともに変化するため, 静的に最適なデータ配置を決定することは困難である. そこで本稿では動的なデータ配置を行うことにより通信量を削減する分散データベースシステムを提案した. この分散データベースシステムの有効性を確認するために, シミュレーションにより従来の分散データベースシステムと通信量の比較を行い, 有効性を確認した. またトランザクションのアボートにより生じる通信量の増加を防ぐために, 多版並行性制御を導入することについて検討した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502059978880
  • NII論文ID
    110002938342
  • NII書誌ID
    AN10116224
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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