重要度とλによるλファジィ測度の同定について

• 高萩 栄一郎

  専修大学商学部

書誌事項

タイトル別名

• On Identification Methods of λ-Fuzzy Measures using Weights and λ
• ジュウヨウド ト ラムダ ニ ヨル ラムダ ファジィ ソクド ノ ドウテイ ニ ツイテ

抄録

λファジィ測度を各評価項目の重要度と相互作用の度合いであるλを用いて同定する方法について述べる。ファジィ測度の評価項目の重要度は、重要度の考え方により異なる。本稿では、3つの重要度の考え方を示し、それらに対応するファジィ測度を定義する。シングルトンファジィ測度比率基準は、シングルトンのファジィ測度の比率と重要度の比率を一致させるものである。入力の数基準は、重要度に比例した数の等重みの入力があると考えるものであり、最大値、平均値、最小値の拡張になっている。Shapley値基準は、Choquet積分の入力値の重みの期待値を重要度にするものである。それぞれの基準について、そのファジィ測度の存在や特徴、同定方法を述べる。次に、λの意味を考察し、λの同定方法を複数述べる。最後に、λに一対一対応し同定等に使う場合により使いやすい相互作用の指標をいくつか提案し、それらの関係を考察する。

収録刊行物

• 日本ファジィ学会誌

  日本ファジィ学会誌 12 (5), 665-676, 2000

  日本知能情報ファジィ学会

キーワード

• ファジィ測度
• Choquet積分
• λファジィ測度
• Shapley値

詳細情報

• CRID: 1390282679314808704
• NII論文ID: 110002939582
• NII書誌ID: AN10231506
• DOI: 10.3156/jfuzzy.12.5_73
• ISSN: 24329932
• ISSN: 0915647X
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/0915647X
• NDL書誌ID: 5532861
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I5532861
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jfuzzy/12/5/12_KJ00002087149/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可