PCTEスキーマから導出されるデータ操作プログラムについて
書誌事項
- タイトル別名
-
- Data Access Programs Derived from PCTE Schemas
この論文をさがす
抄録
PCTEでは,SDS(Schema Definition Set)と呼ばれる拡張ERAモデルを利用し,ツールが用いるデータモデルを定義することができる.ある特定のツール群のために設計されたSDSには,それらが持つ固有の論理が大きく反映される.本稿では,特定のSDSに基づく典型的なデータ操作のパターンを類形化することによって,それに対応するプログラムを自動的に生成するシステムを提案する.本システムは,記述されたSDSからC++のプログラムを導出する.導出されたプログラムではSDSに定義されたオブジェクト型に対応するC++のクラスが提供され,オブジェクト型に適用されている属性型,リンク型に関するデータ操作関数がそのクラスのメソッドとして実現される.本稿では,この導出の手順を簡単な例題を用いて説明する.さらに今後拡張されるPCTEと本システムとの対応についての考察も行う.
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告
-
情報処理学会研究報告 94 (6), 17-24, 1994
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1570009752154461312
-
- NII論文ID
- 110002945688
-
- NII書誌ID
- AN10112981
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles