書誌事項
- タイトル別名
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- Corrosion of Dental Titanium Alloys—Binary System of Ti-Al, Ti-Cu, Ti-Ni—
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抄録
TiにAl, Cu, Niを添加した二元合金を作製し, アノード分極, 自然電極電位, 分極抵抗, 変色, 腐食減量, 添加元素溶出量について添加元素の濃度との関係を調べ, Ti合金の耐食性を評価しようと試みた.(1)TiにAlを5〜50at%添加した場合, Al濃度の増加と共に耐食性は向上する.しかし10at%以上の添加は孔食が発生しやすくなると予測された.(2)TiにCuを5〜70at%添加した場合, 耐食性はCu濃度の増加と共に低下し, 特に50at%以上で顕著に腐食し易くなるものと考えられた.(3)TiにNiを5〜70at%添加した場合, 50at%がTiの耐食性を大きく損なわずに添加できる限度と考えられた.
収録刊行物
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- 歯科材料・器械
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歯科材料・器械 9 (2), 314-319, 1990
一般社団法人 日本歯科理工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679185265408
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- NII論文ID
- 110002996321
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- ISSN
- 21884188
- 02865858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可