古地震の震度指示者としての琵琶湖タービダイト

• 井内, 美郎

• 衣笠, 善博

• 公文, 富士夫

• 安松, 貞夫

• 中野, 聰志

• 志木, 常正

書誌事項

タイトル別名

• Turbidites in Lake Biwa as indicators of intensity of paleoearthquakes
• コ ジシン ノ シンド シジシャ トシテノ ビワコ タービダイト

抄録

琵琶湖の西岸付近の湖底堆積物には肉眼で確認される砂層以外にもシルトを主とする細粒の粒子からなる湖底地滑りを起源とする堆積物が多くはさまれている。これらのタービダイトの堆積年代を重量堆積速度を基に推定した結果, 歴史地震と対応する事が明らかになった。湖底地滑りを起こした地震の震度の下限値は, 琵琶湖においては気象庁震度階のIVとVのそれぞれの下限値の中間である。この震度を加速度表示した場合, 約44galに相当する。これはMM震度階のVIとVIIの境界の加速度に相当する。

収録刊行物

• 地質学論集

  地質学論集 39 61-70, 1993-03

  日本地質学会

詳細情報

• CRID: 1050001202175828864
• NII論文ID: 110003025471
• NII論文ID: 10003845772
• NII書誌ID: AN00141779
• ISSN: 03858545
• HANDLE: 2433/87323
• HANDLE: 10091/3814
• NDL書誌ID: 3820688
• Web Site: https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/records/11898
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3820688
• Web Site: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10810025
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: journal article
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • NDL-Digital
  • CiNii Articles