書誌事項
- タイトル別名
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- HIGH-DOSE CHEMOTHERAPY FOLLOWED BY PERIPHERAL BLOOD STEM CELL TRANSPLANTATION IN ADVANCED EXTRAGONADAL GERM CELL TUMOR-A CASE REPORT-
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抄録
患者は28歳男性. 39度の発熱, 腹痛が出現し, 大動脈周囲リンパ節の腫大を指摘され, 当院に入院した. 左鎖骨上リンパ節腫大も認め, 生検にて胚細胞腫の転移が疑われ, 当科に紹介となった. AFP, hCGおよびβ-hCGは各々異常高値を示した. 精査にて後腹膜原発性腺外胚細胞腫と診断した. 発熱は腫瘍壊死が原因と考えられた. BEP療法3コース施行後, 左鎖骨上リンパ節腫大は消失したものの, マーカーは完全には正常化せず, 後腹膜には残存腫瘍が見られた. 次に, 末梢血幹細胞移植 (PBSCT) を併用した大量化学療法 (HDC) を行うことにした. 採取前化学療法として etoposide (500mg/m2) を行い, 計19.5×106個/kgのCD34陽性細胞が採取できた. HDC (CBDCA 250mg/m2/day, etoposide 300mg/m2/day, IFM 1.5g/m2/day, 各々Day-7~-3) に続き, PBSCT (Day 0に全量注入) を施行した. 白血球数, 血小板数は低下したが, 血小板輸血, G-CSFの併用により, 迅速に回復した. 消化管, 呼吸器感染が出現し, 抗生物質および抗真菌剤の投与により改善した. 10日間無菌室に入室した. HDC後各マーカーは正常値に下降したが, 後腹膜に残存腫瘍を認めた. 残存腫瘍摘出術及び後腹膜リンパ節郭清術を施行した. 病理学的には壊死組織のみであった. 術後9ヵ月経過したが, 再発なく生存している.
収録刊行物
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- 日本泌尿器科学会雑誌
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日本泌尿器科学会雑誌 90 (4), 521-525, 1999
一般社団法人 日本泌尿器科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680035310976
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- NII論文ID
- 110003089161
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- NII書誌ID
- AN00196577
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- ISSN
- 18847110
- 00215287
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- PubMed
- 10355255
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可