書誌事項
- タイトル別名
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- Analsys of temporal coordination between oral and laryngeal articulatory motions in Japanese voiceless consonants
- ムセイ シイン ニ オケル シタ クチビル ト コウトウ ノ チョウオン ウンドウ ノ ジカン カンケイ ノ ブンセキ
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抄録
無声子音の生成における舌・唇と喉頭の調音運動の時間的な協調関係を生理的計測に基づいて分析した。EMAとPGC, EGGを用いて3人の日本語を母国語とする被験者の調音運動を観測し、声道の狭小解放運動と声門の開閉運動の時間関係を単音の場合と促音が先行する場合の無声子音, 及び摩擦音/s/Φ/と破裂音/t/ /p/で比較した。その結果, 単音と促音の場合の両方において舌・唇と喉頭の協調運動の時間関係を与える制御規則が存在することが示された。また, この制御規則には摩擦音と破裂音で大きな違いはなく, 日本語の破裂音の生成では声門開大が最大になる時点がバースト音を生成する時点と必ずしも一致しないことが示された。
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 59 (3), 121-130, 2003
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681543540608
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- NII論文ID
- 110003106574
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 6472660
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可