L_<Aeq>の測定値に及ぼす観測時間長等の影響 : 幹線道路沿道の常時観測データの振る舞い

書誌事項

タイトル別名
  • The effect of observation time on the value of L_<Aeq> : Behavior of the continuously measured data at an arterial road side
  • LAeq ノ ソクテイチ ニ オヨボス カンソク ジカンチョウ トウ ノ エイ

この論文をさがす

抄録

名古屋市では, 市内の国道1号沿道に騒音常時監視装置を設置し, 1974年依頼騒音レベルの測定を継続している。本論文では, これらのデータを基に, L_<Aeq>の観測時間とその測定値との関係について, 基礎的な検討を行った。その結果, 幹線道路沿道では, 1)観測時間長を1時間から24時間あるいは1週間とすることによって, L_<Aeq>の90%レンジが11.4dBから4.2, 2.4dBと狭くなること, 2)L_<Aeq>の日変動パターンは, 平日と休日では大きく異なること, 3)L_<Aeq, 1h>の90%レンジは, 平日と休日, 時間帯あるいは各時刻に分類することによって, 最小3.5dBまで狭くなること, などが確認された。

収録刊行物

  • 日本音響学会誌

    日本音響学会誌 54 (8), 554-560, 1998

    一般社団法人 日本音響学会

被引用文献 (8)*注記

もっと見る

参考文献 (16)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ