書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the formant frequency and phonemic quality of Japanese whispered vowels
- ムセイ ボイン ノ ホルマント シュウハスウ ト オンインセイ ニ カンスル
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抄録
本論文では、日本語の五つの無声音について、実音声の音響分析と合成音による音韻同定実験の両面から、有声母音との比較検討を行っている。その結果、無声母音のホルマントは有声母音のものに比べ、低い周波数のものほど大きな割合で高い周波数に移動している傾向がある、logF_1-logF_2平面における両者の母音境界にも違いがあることを明らかにしている。更に、無声母音におけるホルマントの移動と音韻性との関係について考察すると共に、音の高さが母音の音韻性知覚の手がかりとなっている可能性について述べている。
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 50 (8), 623-630, 1994
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206568042496
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- NII論文ID
- 110003110709
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 3887841
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可