膿胸壁に接した胸壁原発Malignant Fibrous Histiocytoma

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タイトル別名
  • Malignant fibrous histiocytoma arising from the chest wall in association with chronic empyema

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抄録

35年来,慢性膿胸を有する57才の男性で,これに接した胸壁軟部組織より発生したmalignant fibrous histiocytomaの1症例を経験した.本症例に対して放射線治療を行なうも感受性を示さない為,右胸膜肺全摘術,胸壁合併切除術を施行した.手術施行3ヶ月後に局所再発により死亡した.本症例を呈示するとともに,水腫瘍の組織発生,腫瘍マーカーとしてのferritinの意義について考察を加えた.

収録刊行物

  • 肺癌

    肺癌 26 699-704, 1986

    日本肺癌学会

被引用文献 (4)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977201862016
  • NII論文ID
    110003115764
  • NII書誌ID
    AN00203978
  • ISSN
    03869628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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