ガザミ種苗生産におけるメガロパ期の大量死とゾエアの形態形成の関係

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献27件
  • 荒井 大介
    (独)水産総合研究センター玉野栽培漁業センター
  • 浜崎 活幸
    (独)水産総合研究センター八重山栽培漁業センター
  • 丸山 敬悟
    (独)水産総合研究センター玉野栽培漁業センター
  • 小畑 泰弘
    (独)水産総合研究センター玉野栽培漁業センター
  • 津村 誠一
    (独)水産総合研究センター玉野栽培漁業センター
  • 高野 正嗣
    (独)水産総合研究センター玉野栽培漁業センター

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between mass mortality of megalops and morphogenesis of zoeas in the seed production of swimming crab Portunus trituberculatus (Brachyura: Portunidae)
  • ガザミ シュビョウ セイサン ニ オケル メガロパキ ノ タイリョウシ ト ゾエア ノ ケイタイ ケイセイ ノ カンケイ

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抄録

ガザミ種苗生産におけるメガロパ期の大量死とゾエアの形態形成の関係を調べた。幼生の生残率は, 第4齢ゾエアから第1齢稚ガニまでの期間の方がふ化から最終齢 (第4齢) ゾエアまでの期間に比較して低い値を示し, メガロパ変態時の脱皮異常率が高い場合に大きく低下した。メガロパ変態時の脱皮異常率と第4齢ゾエアの頭胸甲長に対する鋏原基長の比の間には, 有意な正の相関関係が認められた。このように, 形態形成が過剰に進行したガザミのゾエアはメガロパへ正常に脱皮できず, 大量死する割合が高いことが明らかになった。

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 70 (4), 567-572, 2004

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (27)*注記

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