書誌事項
- タイトル別名
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- The Relations of Empathy and Role-Taking Ability to Guilt Feelings in Adolescence.
- セイネンキ ノ ザイアクカン ト キョウカンセイ オヨビ ヤクワリ シュトク ノウリョク ノ カンレン
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抄録
本研究は,青年期の罪悪感と共感性および役割取得能力の関連を検討した。その際,罪悪感を感じる場面として対人場面と規則場面を設定した。そして,444名の中学,高校,大学生を対象として,罪悪感,共感性,役割取得能力(社会的視点取得能力)を質問紙によって測定した。その結果,罪悪感の学年による発達的変化がみられ,対人場面の罪悪感は大学生で,規則場面の罪悪感は中学生で最も強いことが明らかになった。また,罪悪感と共感性,役割取得能力との関係を検証するため,男女別に相関分析を行ったところ,男子では共感性が対人場面の罪悪感と,役割取得能力が規則場面の罪悪感と正の相関をそれぞれ示した。一方,女子では,共感性は対人,規則両場面の罪悪感と,役割取得能力は規則場面の罪悪感と正の相関が認められた。したがって,罪悪感には共感性と役割取得能力が重要な役割を果たすことが支持され,また,その関係は対人場面の罪悪感では男女同様であるが,規則場面の罪悪感では性別によって異なることが示唆された。
収録刊行物
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- 発達心理学研究
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発達心理学研究 13 (1), 12-19, 2002
一般社団法人 日本発達心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205741834880
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- NII論文ID
- 110003146620
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- NII書誌ID
- AN10229548
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- ISSN
- 21879346
- 09159029
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- NDL書誌ID
- 6148515
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可