書誌事項
- タイトル別名
-
- Development of the Effects of Achievement Goals on Help-Seeking and Information-Seeking : A Multiple Population Analysis.
- タッセイ モクヒョウ ガ エンジョ ヨウセイ ト ジョウホウ タンサク ニ オヨボス エイキョウ ノ ハッタツ タボシュウダン ノ ドウジ ブンセキ オ モチイテ
この論文をさがす
抄録
学習時における児童・生徒の援助要請および情報探索に対する達成目標の影響が,学年によってどのように発達するのかを,小学校4年生から中学1年生を対象に,調査した。その際に,学年ごとのモデルの潜在変数の同質性を保証するために,多母集団の同時分析を行った。その結果,学習目標が援助要請の利得感に正の影響を与えること,遂行目標が援助要請の利得感に正の影響をもたらすこと,援助者に対する援助性認知が,援助要請の利得感に正の影響を与えることが示された。また,援助要請の利得感の方が,援助要請の損失感よりも,実際の援助要請行動に影響していた。最後に,情報探索行動には,どの学年においても,学習目標が正の影響を与え,遂行目標は有意な影響を与えなかった。
収録刊行物
-
- 発達心理学研究
-
発達心理学研究 15 (3), 324-334, 2004
一般社団法人 日本発達心理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205741192320
-
- NII論文ID
- 110003162140
-
- NII書誌ID
- AN10229548
-
- ISSN
- 21879346
- 09159029
-
- NDL書誌ID
- 7194201
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可