情報更新性を考慮した動画像符号化方式の検討(映像メディアおよび一般 : インターネット, デジタル放送, マルチメディア, 三次元画像, 視覚と画質評価, ITS等)

DOI Web Site Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献8件
  • 村崎 仁
    広島大学大学院工学研究科情報工学専攻
  • 児玉 明
    広島大学情報メディア教育研究センター
  • 金田 和文
    広島大学大学院工学研究科情報工学専攻
  • 山下 英生
    広島大学大学院工学研究科情報工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Video Coding Method for Information Updating
  • 情報更新性を考慮した動画像符号化方式の検討
  • ジョウホウ コウシンセイ オ コウリョ シタ ドウガゾウ フゴウカ ホウシキ ノ ケントウ

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抄録

動画像符号化において,高機能映像サービスを実現する機能として,MPEG-2において規定されているスケーラビリティ機能がある.スケーラビリティは,受信側の要求に応じた空間解像度,時間解像度,符号化ひずみ等の自由な画質選択機能を実現することができる.しかし,付加情報による符号化効率の低下や利用者側での復号処理量の増大といった問題がある.そこで,新たなスケーラビリティ方式として,スケーラビリティ機能を外部処理的に行なう量子化誤差における更新スケーラビリティが提案されている.本稿では,特に空間解像度における更新スケーラビリティに着目し,実現のための処理手順を述べ,シミュレーション実験にて実現性を示した.

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