無符号化と符号化のタイムスロットを組み合わせたマルチモードトレリス符号化変調方式

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タイトル別名
  • ムフゴウカ ト フゴウカ ノ タイムスロット オ クミアワセタ マルチモードトレリス フゴウカ ヘンチョウ ホウシキ
  • A Multimode Trellis-Coded Modulation Scheme with Combining Uncoded and Coded Timeslots

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抄録

type:論文(Article)

近年, フェージングや降雨減衰等による伝送路条件の変化に対応して誤り訂正の符号化率を可変とする適応変調方式が注目されている. 本論文はこの適応変調方式への適用を目的に, 無符号化タイムスロットと符号化タイムスロットを組み合わせることにより得られる, 符号化率の高いマルチモードトレリス符号化変調 (TCM) 方式について検討した結果を述べたものである. 具体的には, マルチモードTCMのトレリス構造と信号点割当てを決定するアルゴリズムとしてトレリス状態数分割法を提案し, この方法をトレリス符号化8PSKい適用して, 符号化率5/6, 8/9, 7/9, 状態数8/16/32のマルチモードTCMのトレリス線図を求めている. また, これらのトレリス線図より最小ユークリッド距離特性及びビット誤り率特性を評価している. これにより, トレリス状態数分割法の有効性を明らかにしている.

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