新しいサーボ方式を用いた大容量フロッピーディスク

  • 芳山 龍一
    三菱化学(株)横浜総合研究所 磁気メディア研究所
  • 瀬尾 雄三
    三菱化学(株)横浜総合研究所 磁気メディア研究所
  • 栗山 俊彦
    三菱化学(株)横浜総合研究所 磁気メディア研究所
  • 有田 陽二
    三菱化学(株)横浜総合研究所 磁気メディア研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Large Capacity Floppy Disk with New Servo System

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抄録

単一の検出器を用いる安価な連続サーボ検出システムを用いたフロッピーディスクドライブを試作した。サーボ検出器を構成する部品はレーザダイオードとフォトダイオードの二点のみであり、従来と同一サイズの磁気ヘッドに内蔵される。ヘッド底面には浮上防止のための溝を設け、スピンドル回転数2500rpmまでのread/writeを可能とした。また、これに用いる媒体として、ベースフィルム中心層に色素層を設けたラミネート媒体を開発し、色素層の脱色によりサーボ情報を記録した。磁性層にはHc1250Oeのバリウムフェライトを用い、前記MIGヘッドによりD_<50>45kFRPIを得た。今回の試作により、フォーマット容量128MBの大容量フロッピーディスクシステム実現の見通しが得られた。

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参考文献 (3)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977220467072
  • NII論文ID
    110003186202
  • NII書誌ID
    AN10013050
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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