擬似弾性表面波解析における放射条件の取扱いについて

書誌事項

タイトル別名
  • On radiation condition in leaky SAW analysis

この論文をさがす

抄録

擬似弾性表面波等(LSAW)の高速な波動の諸特性を理論解析しようとする場合に問題となるのが、界を構成する部分解の選択に利用する放射条件の取り扱いである。本報告では、筆者らが提供しているソフトウェア群(STW、FEMSDA、EPS、VCAL、OBUQ)の中で利用している簡便な放射条件について述べる。この手法は、通常のレーリー表面波(RSAW)かLSAWであるかにかかわらず適用可能である。しかも、この放射条件は弾性波動の圧電的特性を特徴付けるのに重要な実効誘電率の導出に対しても利用できる。そして、実効誘電率を利用すると、LSAWタイプの場合でもNewton法が適用でき、極めて効率的に解の探索が可能なことを示す。

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668927173640192
  • NII論文ID
    110003187979
  • NII書誌ID
    AN1001290X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ