'97伊豆・小笠原海溝東方海域トモグラフィー実験時の海中雑音

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タイトル別名
  • On the ambient noise of '97 tomography experiments east of Izu-Ogasawara Trench

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抄録

海洋科学技術センターでは、200Hz海洋音響トモグラフィーシステムを用いて、黒潮続流域、再循環域を含む伊豆・小笠原海溝東方の約1000kmx1000kmの海域で、1997年7月から、10月にかけて3次元音響トモグラフィー観測実験を行った。7月20日に6時間毎の送波間隔で双方向伝搬実験を開始し、8月には3時間毎の送波を行った。10月1日にすべての機材を回収し、実験を終了した。本報告では、実験の概要及び受波データのS/N比について述べている。システム回収後、ハードディスクに記録されているBモードデータから相関処理を行い、パルス列に変換した。このデータから受波信号レベルのヒストグラムを求めた。その結果、今回の実験における平均的なS/N比は20dB前後であることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668927174724224
  • NII論文ID
    110003188097
  • NII書誌ID
    AN1001290X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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