CDMA携帯電話方式における通信遮断空間の確保

• 高蔵 実

  豊田工業大学 工学部

• 杉浦 彰彦

  豊田工業大学 工学部

書誌事項

タイトル別名

• Communication breaking space for CDMA portable radio telephone

抄録

移動体通信が電子機器に与える影響が問題視されており、通信機器が使用できない環境を人為的に作る必要性が高まっている。本研究ではCDMA携帯電話方式において、通信が遮断された空間の確保を実現する。ここでは、下り電波のパイロット信号を妨害する方式を用いて通信を遮断する。さらに、遮断信号の電力を制御することで、通信遮断空間のエリア拡大を実現した。試作装置を用いて処理利得を評価したところ、反転増幅器による妨害と比較して、約12dB微弱な電力でも通信遮断空間を確保できることを確認した。

収録刊行物

• 電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信

  電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 97 (486), 1-8, 1998-01-22

  一般社団法人電子情報通信学会

キーワード

• CDMA
• 携帯電話
• 通信遮断空間
• パイロット信号
• 電力制御

詳細情報

• CRID: 1571698602305960704
• NII論文ID: 110003193128
• NII書誌ID: AN10012987
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles