相関関数を用いたブラインド・デコンボリューション : ディジタル変調波のブラインド等化

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タイトル別名
  • Blind Deconvolution with a Correlation Function : Blind Equalization for Digital Modulation

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抄録

従来考えられているブラインドデコンボリューションは、逆システムを求めるための評価関数に信号の確率密度関数や、周期定常性を用いてきた。しかしながら、評価関数の設定が信号の統計的性質に依存し、一意に定まらない欠点を有していた。本論文では、信号の2次相関関数のみを用いて逆システム推定の評価関数を求め、ブラインド・デコンボリューションを行なう新しい手法を提案している。本手法の有効性を示すために、AR過程を用いた逆システム推定のシミュレーションを行なっている。また応用として、ディジタル変調波であるQAMを用いたブラインド等化のシミュレーションも行なっている。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668927142999424
  • NII論文ID
    110003193340
  • NII書誌ID
    AN10012987
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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