GMD復号を用いた効率的な最尤復号法について

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タイトル別名
  • On Efficient Maximum Likelihood Decoding with GMD decoding

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抄録

軟判定復号法において,限界距離復号法を複数回実行することにより,最尤復号を行う手法を知られている.しかし,最尤性を保証するために行う限界距離復号法の計算量が問題となる.一方,最尤復号を近似的に行う手法としてGMD復号法がよく知られており,近年このGMD復号法を効率的に行う手法が提案され注目されている.そこで本稿ではこのGMD復号法を複数回適用することにより,効率的な最尤復号法を行うアルゴリズムを提案する.また代数的復号法を複数回用いる場合,シンドロームの計算量を低減できることを示す.さらに,最尤の符号語をより早く生成する系列の生成方法を提案し,計算機シミュレーションにより計算量が大幅に低減されることを示す.なお,計算量は主として復号実行時間を占有する乗算回数で評価する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077282589952
  • NII論文ID
    110003197401
  • NII書誌ID
    AN10013083
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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