一般化伸長符号とその復号法に関する考察
書誌事項
- タイトル別名
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- On decoding of generalized lengthened code
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抄録
代表的な現在伸長符号としては伸長部に特定の形をしたベクトルを有する2次伸長Reed-Solomon符号などがよく知られており, その伸長部の特徴を考慮した効率的な復号法が杉山らによって提案されている.これに対して最近, 伸長符号を構成する一般的な手法として, 吉村・森井によって一つの伸長法が提案された.彼らの方法はいくつかの最良符号を構成し得る.しかし, すぐれた方法であるにもかかわらず, これまでこの伸長法を用いて構成した符号に対する復号法は提案されていなかった.本稿では, 最良符号の構成法として提案された一般化伸長符号の構成を整理するとともに, 一般的に伸長されたBCH符号等の代数符号の復号法について考察する.また不均一誤り訂正符号として条件付きで構成された3次伸長Reed-Solomon符号について考察し, その復号法を与える.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論
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電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 98 (54), 37-41, 1998-05-15
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127329166720
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- NII論文ID
- 110003197475
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- NII書誌ID
- AN10013083
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles