帯域分割型 Glottal-ARMAX 音声分析法

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タイトル別名
  • Subband Glottal-ARMAX Speech Analysis

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抄録

有声音声の生成過程を, 声帯音源波モデル励振源と白色Gauss過程の2入力と声道ARMAXモデルからなる, Glottal-ARMAXモデル(A__-uto R__-egressive and M__-oving A__-verage eX__-ogenous model)と仮定し, Glottal-ARMAXモデルに基づく音声分析法の構築を行なっている. 今回, 演算量低減と推定精度向上のため, QMFフィルタバンクならびにHaar基底を用いたフィルタバンクによる帯域分割処理を導入した. 帯域分割化によりARMAX同定の次数を低減できるため, 演算量が低減できる. また, 帯域分割化により, 周波数分解能が向上するため, スペクトルの局所的特徴に影響を及ぼす声帯音源パラメータの推定精度が向上する. 合成音声と実音声を用いた実験により, 帯域分割化による精度の向上と演算量の低減を示す.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227424002176
  • NII論文ID
    110003197976
  • NII書誌ID
    AN10013094
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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