逐次最小2乗法とARMAラティスフィルタ実現アルゴリズム
書誌事項
- タイトル別名
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- Considerations of relations between RLS method and ARMA latice filter algorithm
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抄録
逐次最小2乗法(Recursive least square method:RLS法)は、線形モデルを最小2乗推定する逐次処理アルゴリズムである。RLS法のアルゴリズムは、簡単で推定結果も安定しているために非常によく用いられている。一方、ARMAラティスフィルタの逐次処理型実現手法が提案されている。両者は、同様の応用が可能である異なったアルゴリズムである。そこで、本文ではラティスフィルタ実現アルゴリズムとRLS法を比較し、その違いを考察する。その際、特にU-D分解アルゴリズムを用いたRLS法を考え、ラティスフィルタ実現アルゴリズムでは、どのように対応しているのかを考える。最後に本文では、導出した関係を用いて、既に実現したフィルタ係数を用いて低次数のFIRフィルタで重みを付けたARMA係数を算出する手法を提案する。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム
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電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム 93 (33), 35-40, 1993-05-20
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854177376464768
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- NII論文ID
- 110003198246
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- NII書誌ID
- AN10013094
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles