200℃級流体熱源を利用した熱電発電システムの発電特性の検討

• 堀康彦

  (財)電力中央研究所

• 伊藤 哲夫

  (財)電力中央研究所

• 泉 邦和

  (財)電力中央研究所

書誌事項

タイトル別名

• Performance of Thermoelectric Generation System Using 200℃ Class Fluid Heat Sources

抄録

200℃級の流体熱源を対象とした熱電発電モデルシステムを試作し、モジュールへの圧接力や流量に対するモジュールの発電特性について検討を行った。出力密度は圧接力0.5MPa程度までは接触熱抵抗の低下に起因して増加し、それ以上では飽和傾向を示した。そこで、モジュールへの圧接力の設計指針として出力密度の飽和の観点から0.5〜1.0MPa程度が妥当であることがわかった。また、低温側流量と出力密度との関係から低温側流量の増加とともに出力密度は増加し、飽和時に圧接力1MPaで出力密度1.6kW/m^2程度が得られることがわかった。

収録刊行物

• 信学技報

  信学技報 96 31-38, 1996

  一般社団法人電子情報通信学会

キーワード

• 熱電発電
• 流体熱源
• 接触熱抵抗
• 伝熱板

詳細情報

• CRID: 1572261552262948608
• NII論文ID: 110003201676
• NII書誌ID: AN00245490
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles