FM補聴システム計測上の問題
書誌事項
- タイトル別名
-
- The Problem FM Hearing aids system
この論文をさがす
抄録
最近では、難聴者自身が装用している耳掛け形補聴器をベースにした種々のFM補聴システムの組み合わせが可能になってきた。これらFM補聴器システムの持つ計測上の問題点を検討し、以下の点を明らかにした。1)最重度の難聴児でも装用の増えている耳掛け形補聴器を利用したシステムの特性の測定方法として、補聴器測定装置の防音箱を2個使用するシステムが最適である。2)どの周波数帯域のFM補聴システムを使用しても、あるいはどんな使用場所でもデッドポイントが存在するが、電波の周波数が低いほどデッドポイントが少なかった。3)オーディオインプット方式のFM補聴システムでは、FM受信機と耳掛け形補聴器の調整の重要性が示唆された。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学
-
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 93 (458), 35-42, 1994-01-29
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1573668927147119744
-
- NII論文ID
- 110003207112
-
- NII書誌ID
- AN10013163
-
- ISSN
- 09135685
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles