離散分布型HMMによる単語音声認識におけるビタビbest-firstサーチの検討 A Study on Viterbi Best-First Search for Isolated Word Recognition Based on Discrete HMMs

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抄録

HMMによる音声認識をグラフサーチの問題とみなし,ビームサーチの技法を利用して,当該節点までのスコアのみに基づく枝刈りや,forward-backwardサーチのようにより単純なモデルを用いた認識処理に基づく当該節点以降の推定スコアも考慮した枝刈りが検討された^<(1)〜(4)>.また,best-firstサーチの技法を利用して,スタックデコーディング法のように厳密なA^*探索に必ずしもこだわらない実用的な探索法や,tree-trellisサーチのようにN-best候補の探索に対して高速化を図る方法が検討された^<(5),(8)>.本論文では,best-firstサーチの技法を利用して,HMMのビタビアルゴリズムによる認識処理に対して高速化を図る方法を検討し,最大経路スコアに基づく推定スコア設定法および単純な音素HMMを利用する推定スコア設定法を提案した.ビタビbest-firstサーチは,推定スコアを適切に設定すれば,認識率を低下させずに,認識処理で主要な部分を占める経路展開の計算量が1%以下となり,計算量低減の効果が非常に大きいことを示した.単純な音素HMMを利用する推定スコアは,時間軸の順序関係が考慮されるので精度が良いが,推定スコア設定に大きな計算量を必要とする.経路展開の計算量と推定スコア設定の計算量の両方を考慮すると,単語内最大経路スコアに基づく推定スコアが最も良い.この推定スコアは,A^*探索の条件を満たすので,最適解も保証される.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

    電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers 77(7), 1187-1197, 1994-07-25

    一般社団法人電子情報通信学会

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被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003228448
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1007132X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09151923
  • NDL 記事登録ID
    3887845
  • NDL 刊行物分類
    M079(振動工学・音響工学)
  • NDL 雑誌分類
    ZN33(科学技術--電気工学・電気機械工業--電子工学・電気通信)
  • NDL 請求記号
    Z16-1853
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS 
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