幾何学的観点から見た多層パーセプトロンの能力評価

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タイトル別名
  • Evaluation of the Capability of multilayer perceptron by its geometrical properties

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抄録

汎化能力の評価等の面から、多層パーセプトロン(MLP)の写像としての能力の解析が必要とされている。本論文では、写像としてのMLPの能力を解析する一手法を提案し、さらに、MLPの出力空間中に張られる多様体の全曲率を評価関数として用いた場合について、上記手法の有効性を確認するシミュレーション実験を行った。実験の結果全曲率の統計量は層数、ユニット数に対して単調に増加しており、この評価関数がMLPの計算能力の評価に有効であることが確認できた。また、全曲率に与える影響は、入力層に近い層のユニット数の方が遠い層のユニット数に比べて大きいことが確認できた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570854177492540288
  • NII論文ID
    110003233193
  • NII書誌ID
    AN10091178
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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