配列型準光学アンテナ・ミキサのビーム走査に関する基礎実験

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タイトル別名
  • Beam Scanning of Quasi-Optical Antenna-Mixer Array

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抄録

準光学アンテナ・ミキサは, 高周波信号と局部発振周波の信号を空間的に受信し, 直後にミキシングして中間周波数の信号へ変換するシステムである. 本報告では, 多素子の配列型準光学アンテナ・ミキサを用いた新しいビーム走査システムのマイクロ波帯モデルを試作し, ビーム走査特性の詳細な実験を行った結果について述べる. このシステムは, 従来のフェイズドアレイでは必須である移相器等の高周波回路を使用することなく, 高周波信号の到来方向を走査することができる. これによって, 高周波回路による損失を大幅に低減できるばかりではなく, システム構成が単純となり設計が容易になる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570009752520659840
  • NII論文ID
    110003247231
  • NII書誌ID
    AN10060764
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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