多素子準光学アンテナ・ミキサの特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Multi-Element Quasi-Optical Antenna-Mixer System
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抄録
準光学アンテナ・ミキサは,高周波信号と局部発振周波の信号を空間的に受信し,直後にミキシングして中間周波数の信号へ変換するシステムである.本報告では,多素子の準光学アンテナ・ミキサを用いた新しい受信システムを提案する.このシステムは,従来のフェイズドアレイのように移相器等の高周波回路を使用することなく,高周波信号の到来方向を走査することができる.これによって,高周波回路による損失を大幅に低減できるばかりではなく,システム構成が単純となり設計が容易になる.更に,マイクロ波帯で動作するシステムを試作し,実験を行った.その結果は,解析結果と非常に良く一致した.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
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電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 96 (525), 25-32, 1997-02-21
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227497860224
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- NII論文ID
- 110003247440
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- NII書誌ID
- AN10060764
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles