適応KL基底によるエッジ保存を考慮した画像符号化

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タイトル別名
  • Image Coding for Edge Retention using Adaptive KL Bases

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抄録

エッジの性質を反映した複数のKLTを用いた画像符号化について考察する。画像中のブロックを、その内部に存在するエッジの方向でクラス分類する。その後、各クラスのブロック集合から共分散行列を求めて固有ベクトル(基底ベクトル)を算出することによりクラスの特性を反映した複数のKLT行列が得られる。提案手法では5つのKLT行列(総称して適応KLT)を用意する。実際には、画像を低周波成分画像と高周波成分画像に分解したうえで、低周波成分画像に対してはDCT符号化, 高周波成分画像(エッジ成分を多く含んだ画像)に対しては適応KLTを適用して符号化を行なう。高周波成分画像符号化において、離散コサイン変換(以後DCT)と比較して適応KLTを用いることによる有効性を検討する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402160258944
  • NII論文ID
    110003268763
  • NII書誌ID
    AN10060775
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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