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Abstract
人は,対面コミュニケーション場面において他者の注意や体の向きから適応的に発言のタイミングや他者の注意関心の向きを認識することにより,円滑な会話を行なうための調整を行なっている.しかし. WWWでは対面コミュニケーション場面のように対面性はなく同じWebページを閲覧している他者に関する情報は一切表示されない.本研究ではWebページのブラウジングに際してマウスによって操作されるポインタの表示方法をわずかに変化させるだけで,ポインタをユーザのアバターと見なしたような体の向き,注意,指差しとして考えられる指向性を与えることを目指す.これにより,複数の他者とのコミュニケーションの際,存在,行動のみの情報ではなく,人の注意・関心の向き,体の向きを認識することが可能となるコミュニケーション環境を実現し,その環境で行なわれる他者との相互作用により生じる行動が観察できる.また,アバターの指向性からWebページ内での他者のアバターとの方向関係を,相対的な視点となることが考えられる自らのアバターの指向方向を基準にイメージすることが考えられる.今回,マウスポインタに移動方向へ先端を向ける画像を使用することにより指向性を表現した.このマウスポインタを用いることで,ユーザが自ら操作する指向性を備えたマウスポインタをどの様に捕らえ,ユーザの指向性を備えたマウスポインタに対してどのような自己投射性による視点の変化を行なうかを確認する実験を行った.その結果,自らのマウスポインタに注意が傾く状況であった場合には,ユーザのマウスポインタをアバターとしてみた傾向が観察され自己投射性が高まることが示唆された.
It often seems the case that we are holding a smooth conversation when we can recognize the timing of utterances and various other communicative verbal and bodily cues. However, we cannnot see 'others' when we browse the World Wide Web. Our preseng reserch considers web pages that display avatars. We observe a user's projection of his or her body that equips an avater with directivity. The result shows that when viewing a web page which a contains a still picture, the subject saw the mouse pointer as avatar.
Journal
- Technical report of IEICE. HCS [List of Volumes]
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Technical report of IEICE. HCS 104(198), 17-22, 2004-07-13 [Table of Contents]
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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