手話専門用語辞書の構築に関する一検討

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  • A COMPUTERIZED SIGN DICTIONARY FOR TECHNICAL TERMS

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抄録

我々の日常生活では多くの情報が溢れている. しかし, これらの情報の多くは, 健聴者にとっては必要に応じて入手が可能であるが, 主に手話をコミュニケーション手段として使用しているろう者, 難聴者にとっては入手が困難なこともある. このため, ろう者, 難聴者と健聴者の間に「情報格差」が生じている. さらに, この「情報格差」が, ろう者, 難聴者の社会進出の妨げとなっているとも言われている. 本文では, ろう者, 難聴者の情報獲得の一つの方法として, 手話による専門用語の説明を行う辞書の検討とその構築を行っている. このシステム (手話専門用語辞書) は, 職場などで必要な専門用語に関する情報を日本語と手話で提供することを目的としている. すなわち, 日本語による説明文と併せて手話を映像によって提示することで専門用語の学習, または職場での導入教育, の支援を目指している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877183612416
  • NII論文ID
    110003271485
  • NII書誌ID
    AN10487226
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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