書誌事項
- タイトル別名
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- Face Recognition Using Distributed and Cooperative Agent System
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抄録
ユーザーに負担がかからない自然なヒューマン・インターフェイスを考えた場合、計算機が能動的にユーザーを探し、コミュニケーションをとる必要があると思われる。本論文では実環境下で撮られた時系列カラー画像から顔を認識し、顔の特徴点を抽出する一手法を提案する。現在までに顔認識の手法としていくつかの提案がなされている。しかし、顔特徴点を抽出する際には常に撮像環境の変化に対するロバスト性が問題となっている。本手法ではロバスト性や柔軟性の向上のために、複数の手法をマルチエージェントとして導入した。システムは画像処理部、顔特徴点抽出部、評価部、特徴点決定部の4つのパートから構成され、各パートに属するエージェントは並列に動作する。複数の顔特徴点抽出アルゴリズムによって得られた結果はそれぞれ違った視点から再評価され、最も矛盾がなく可能性がある結果が導出されるようになっている。システムには、カメラを移動させるマニピュレータが組み込まれており、結果に応じて顔を追跡するようになっている。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
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電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 97 (386), 33-38, 1997-11-20
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950402205910144
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- NII論文ID
- 110003274247
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- NII書誌ID
- AN10541106
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles