大きさの変化に不変な顔と顔以外の対象の識別法

書誌事項

タイトル別名
  • Scale Invariant Classification Method of "Face" and "Not Face"

この論文をさがす

抄録

本論文では、大きさの変化に不変な顔と顔以外の対象の識別手法を提案する。中心窩視覚センサの最も単純なモデルであるLog-Polar変換により生成したLog-Polar画像上では、対象の大きさと回転の変化が平行移動として表される。高次局所自己相関特徴は平行移動に不変な特徴量であるので、Log-Polar画像から抽出した高次局所自己相関特徴は、対象の大きさと回転に不変となる。これらの特徴と顔と顔以外の対象を識別するように拡張した線形判別分析を組み合わせることにより、大きさの変化に頑健な顔と顔以外の対象の識別が可能となる。実験では、この識別手法を用いて画像全体を探索し、画像中の大きさの異なる顔を頑健に検出することが可能であることを確かめた。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552345296640
  • NII論文ID
    110003274352
  • NII書誌ID
    AN10541106
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ