人間の視覚特性を用いた画像強調法

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  • Image Enhancement by Human Visual System

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抄録

標準的な画像表示装置では, 赤, 緑, 青のそれぞれの明暗を高々256階調までしか表現できないため, それらを介して画像を提示する場合, その表現能力の限界や量子化誤差などによって本来はあるはずの画像情報が見えにくくなったり, 失われたりする. そこで, 高度な知覚機能を持つ人間の視覚特性を参考にして画像強調を行う. 明度, 色相, 彩度の全てに対して補正処理を行うことにより, より効果的な画像表現を実現する. 強調処理を制御するパラメータを設定するためのインターフェースを作成し, ユーザーの望む結果が簡易に得られるようにした. 主観評価実験で求めた標準的なパラメータを用いて実画像で強調実験を行い, 提案手法の有効性を確認した.

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参考文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702486743040
  • NII論文ID
    110003274910
  • NII書誌ID
    AN10541106
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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