二言語対訳コーパスからの翻訳知識の自動獲得
書誌事項
- タイトル別名
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- Automatic Acquisition of Tarnslation Knowledge from Parallel Bilingual Corpus
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抄録
近年、自然言語処理技術の応用分野の一つである機械翻訳の実用化が進んでいるが、その際常に生じる問題は、文法規則や辞書のような翻訳の際に必要な情報をどのようにして獲得するかということである。我々は、この問題を解決するため、二言語対訳コーパスから統計的に得られる情報である原文テキストと対訳テキスト内の単語間の類似度、および、対応付けられた原文と対訳文の解析結果から得られる構文構造の類似度の2つの情報を利用して、翻訳に必要な情報を自動的に取り出す方法を提案する。約36,000文を用いた実験により、動詞の訳し分け情報や翻訳の定型パターンに関する適切な結果が得られることが確かめられた。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告
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電子情報通信学会技術研究報告 94 (5), 9-16, 1994
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報
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- CRID
- 1573668927229635584
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- NII論文ID
- 110003278399
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- NII書誌ID
- AN10091225
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles