話し言葉の音声理解へ : 存在感のある研究を期待して
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- 古井 貞煕
- 東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Towards Spoken Language Understanding : In Anticipation of Significant Research
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抄録
最近大きく進展しつつある大語彙連続音声認識の研究の流れをさらに進めるには、話し言葉の音声理解を実現する研究が重要であることを述べ、特にどのような視点からの研究が必要かを述べる。具体的には、言葉の省略、不要語の付加、倒置、言い直し、未知語などの話し言葉特有の問題に対処するため、意図駆動音声認識の枠組み、detection-basedアプローチ、音声要約、種々の音声の変動にロバストな音声認識などの研究が重要であることを述べ、ニュース音声からの話題語(キーワード)抽出実験についても触れる。最後に、若い研究者に対して、国際的に存在感のある研究への期待を述べる。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション
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電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション 98 (461), 41-48, 1998-12-11
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227509095936
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- NII論文ID
- 110003278456
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- NII書誌ID
- AN10091225
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles