音声認識研究の課題
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- 中川 聖一
- 豊橋技術科学大学 情報工学系
書誌事項
- タイトル別名
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- Some Problems on Automatic Speech Recognition
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抄録
始めに、現在の機械による音声認識能力がまだ人間の能力に及ばないことを述べ、特に音響モデルの改善が必要なことを論じる。情報理論の観点から音響モデルと言語モデルとのバランスについて述べる。次に音響モデルの中心技術となっている隠れマルコフモデル(HMM)の原理と課題を述べる。最後に言語モデルの音声認識における役割は、発声されえない認識候補の除外、言い換えればエントロピーを小さくするモデルが好ましいという観点から統計的な言語モデルとその課題を述べる。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション
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電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション 99 (523), 1-6, 1999-12-20
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009752533214720
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- NII論文ID
- 110003278509
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- NII書誌ID
- AN10091225
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles