DSPを用いたガス種・ガス濃度推定システム

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タイトル別名
  • Gas Discrimination and Concentration Estimation System Using Digital Signal Processor

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抄録

本稿では, ガス種識別及びガス濃度推定システムをDSP(Digital Signal Processor)を用いて構成した結果について報告する.本システムは, 半導体ガスセンサの出力がガスの種類及びその濃度によって変化することを利用している.一般に, センサの応答はセンサがおかれている環境の温度や湿度の影響を受けるためその識別は困難である.本システムでは, その影響を低減するためにセンサヒータに印加する電圧を周期的に変化させ, その時のセンサ出力の過渡的な特徴をとらえることにした.本稿では, その過渡的特徴から複数のセンサを用いてガス種の識別を行う方法を提案する.また, センサ出力の直流成分はガスの濃度に比例する事から, ファジィニューラルネットワークによりガスの濃度の推定を行った.またそれらをDSP上で実現することによりシステムの実用化及び小型化を計った.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572543027322417408
  • NII論文ID
    110003279896
  • NII書誌ID
    AN10060786
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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