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Abstract
地磁気緯度が10°前後の超低緯度ホイスラの磁気圏内伝搬には, ダクト伝搬とノンダクト伝搬の形態があるとされている. ノンダクト伝搬を主張する論拠は超低緯度ではダクト伝搬に必要なエンハンスメントファクタが高緯度とは異なり数百%にも達し, 非現実的とさえ考えられることにある. 一方, ダクト伝搬を主張するいちばんの論拠は同一伝搬路を往復して生成されるエコートレインホイスラが観測されることにある. そこで本論文において, 超低緯度を考慮した夜間電子密度モデルとIGRF磁界モデルによる3次元レイトレーシングを用い, ノンダクト伝搬でエコートレインホイスラの生成が可能か否かを検討した. その結果, 電離層における打上げ角度を鉛直打上げのみでなく, 3%以内の打上げ円すい角を考慮すれば, エコートレインホイスラが生成されうることが示された. かつまた, ノンダクト伝搬であっても広い周波数帯域で電離層を下降透過でき, 電離層下降透過点の周波数依存性が少ないことが明らかとなった.
Journal
- The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers [List of Volumes]
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The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers J80-B-2(4), 314-321, 1997-04-25 [Table of Contents]
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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