木造仏像のX線CT画像からの虫食い領域のグラフ構造抽出の一手法

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タイトル別名
  • Graph structure extraction of woormhole regions from CT images for the damage estimation of a wooden statue
  • モクゾウ ブツゾウ ノ Xセン CT ガゾウ カラ ノ ムシクイ リョウイキ ノ グラフ コウゾウ チュウシュツ ノ イチシュホウ

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抄録

文化財には保存、修復の必要なものが数多く存在する。中でも木造仏像はその組成、構造の特徴ゆえに破損や虫食いなどの損傷を受けたものが多く、早急な修復が必要となっている。そこで、本研究では、虫食いによる損傷に注目し、木造仏像の内部をX線CTにより撮影した。X線CT画像中の虫食い領域の3次元形状をグラフ構造として表し。虫食い領域を抽出する方法について検討する。また、得られた虫食い領域からその仏像のダメージの度合いを、ダメージ度として評価することや、修復必要個所の可視化など、修復に必要な情報の抽出・表現方法についても考える。

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参考文献 (15)*注記

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