伝達関数同定における適応アルゴリズムの減衰係数の制御法の一検討

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タイトル別名
  • A study of estimating the optimum convergence value in an adaptive control system

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抄録

LMSアルゴリズムを用いて係数パラメータを同定する場合、減衰係数の制御方法により収束時間、精度に大きな影響を与える。本論文では、減衰係数を制御する方法として2種類の方法を比較する。1つは乱数を用いて修正する方法、もう1つは共役勾配法を用いる方法である。乱数は、正規分布、コーシー分布、指数分布に従って発生させる。共役勾配法は、誤差情報をもとに誤差の速度を定義し、それを最小にするように修正する。2種類の方法を用いて減衰係数を制御した場合、固定した場合よりも高速に収束する結果が得られた。

収録刊行物

  • 信学技報

    信学技報 94 29-35, 1994

    一般社団法人電子情報通信学会

被引用文献 (3)*注記

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詳細情報

  • CRID
    1573668927197475584
  • NII論文ID
    110003284523
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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