書誌事項
- タイトル別名
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- Speech Enhancement Using Nonlinear Microphone Array
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抄録
本報告では, 雑音環境下での音声認識処理における音声強調を目的として, 相補的指向特性形成法を用いたスペクトルサブトラクション型のマイクロホンアレーを新たに提案する.相補的指向特性形成法とは, 互いに相補的な指向特性を形成する2種類のビームフォーマによって構成されるものである.本稿においては, この相補的指向特性形成法と非線形減算処理を組み合わせることにより, 無音区間検出を一切必要としないスペクトルサブトラクション処理が構成できることを示す.また同時に, その指向特性の最適設計手法についても述べる.本手法の有効性を確認するため, 計算機シミュレーションによって音声強調処理及び音声認識実験を行った.その結果, 特に劣悪な雑音環境下において, 本提案アレーを用いることにより, 従来の遅延和アレーを最適化したものと比較して信号対雑音電力比に関して約2dB, 単語正解精度に関して18%以上の性能改善が確認できた。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
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電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 98 (389), 51-56, 1998-11-06
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668927198726912
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- NII論文ID
- 110003284871
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- NII書誌ID
- AN10164817
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles